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フィリピンで強まるイスラム国の影響

2016/09/05 グローバルアナリシス

(1) フィリピンで強まるイスラム国の影響



■ISがアジアで注力する国:フィリピン

フィリピンにおいて、過激派イスラム国(IS)の影響を感じさせるようなテロが発生している。

9月2日、フィリピン南部ダバオ市の露天商が集まる市場で大きな爆発があり、少なくとも14人が死亡し、約60人が負傷した。フィリピンのイスラム過激派アブサヤフが犯行声明を出した。アブサヤフはISに忠誠を誓っており、最近になってISの国際的な宣伝活動におけるプレゼンスを高めている。

アブサヤフのリーダーの一人イスニロン・ハピロンが少人数の仲間たちと共に、ISに対する忠誠を誓うビデオを公表したのは、2014年8月のことである。しかし当時はイラクとシリアで破竹の勢いで支配地域を拡大させ波に乗っていたIS本部は、遠いアジアの無名の過激派の忠誠声明をほぼ無視し、全く相手にしていなかった。

しかし、米軍を中心とする有志連合軍などの攻撃により、イラクとシリアの「カリフ国家」本体の領土が縮小し、中東においてこれ以上の拡大が見込めなくなったISが、活路をアジアに見出していることは、これまで当レポートで繰り返し指摘した通りである。

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