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大詰め迎えるシリアにおける影響力をめぐる闘争

2018/06/27 グローバルアナリシス

■ 大詰め迎えるシリアにおける影響力をめぐる闘争

シリア南西部のイスラエルとの国境地帯をめぐる紛争激化が大きく報じられているが、その間にもシリア政府軍とイラン、ロシアは、シリア東部で米国の支援する地上勢力に対する総攻撃の準備を進めている。

この<シリア・イラン・ロシア連合>による攻撃を受けて、米国がクルド勢力を支援しなければ、米国はシリア北部・東部への足掛かりを失い、シリアの今後の政治プロセスへの影響力を著しく低下させることになりかねない。

「ロシアとイランがシリア東部で米国のパートナーを標的にした攻勢作戦の準備を進めている」と報じたのは、米国のシンクタンクInstitute for the Study of War (ISW)である。ISWは米国防総省と近く、ネオコン系シンクタンクのAEIやFDDとも関係が深く、政治的には反イラン、反ロシアの立場を鮮明にする民間の研究機関である。

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