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米・トルコ関係悪化で「被害者国同盟」の結束は強まるか?

2018/08/13 グローバルアナリシス

■ 米・トルコ関係悪化で「被害者国同盟」の結束は強まるか?

米国とトルコの外交関係がこじれ、NATO(北大西洋条約機構)同盟国同士が制裁をかけあう異常事態に発展している。両国の外交当局はさらなる関係悪化を防ぐべく対話を続けているものの、対立の原因が取り除かれるような方向には進んでおらず関係修復の目処は立っていない。

シリア内戦が終結に向けて動き出し、中東における勢力バランスが大きく変わろうとしている重要な時期に、同盟国との関係を悪化させる米国は、中東における影響力をますます低下させ、代わりにロシアや中国に影響力を拡大させる機会を与えることになりそうだ。

これまで当レポートで継続的にお伝えしてきた通り、米国とトルコの関係は、少なくとも過去2年以上にわたり、主に2つの理由から悪化していた。

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