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アサンジ「逮捕」で考えるウィキリークスが世界に与えた「衝撃」
2019/4/18 グローバルリスク・インテリジェンス
■ アサンジ「逮捕」で考えるウィキリークスが世界に与えた「衝撃」
4月11日、英国のロンドン警視庁は、2012年以来ロンドンのエクアドル大使館に籠城していた内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者の逮捕に踏み切った。米国政府の機密情報を大量に公表することで一躍世界の注目を集めたウィキリークスとアサンジだったが、同氏の事実上の亡命を受け入れてきたエクアドル政府との関係をこじらせた結果、遂にエクアドル国籍をはく奪され、ロンドン警察によって逮捕された。
デジタル時代の内部告発で新機軸を打ち出し、米国の国家機密文書を暴露することで超大国の外交を揺さぶったジュリアン・アサンジの逮捕は、今後の国際情勢にどんなインパクトを与えるのか？ウィキリークスが世界に与えた衝撃や彼らの活動の国際政治上の意義、ジャーナリズムと諜報活動のグレーゾーンや米露間の情報暗闘という観点から、今回のアサンジ逮捕事件を見ていきたい。
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