2019/6/10 グローバルリスク・インテリジェンス
■ 一触即発の米・イラン関係と安倍首相のイラン訪問
米政府の危機感高めた「ミサイル搭載」イラン商船
5月31日に発行した本誌Vol. 342「高まる米・イラン軍事的緊張」で、5月29日に米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が報じたイランによるアラブ首長国連邦(UAE)領内での船舶爆破事案に関する記事を紹介した。
米政府高官筋の情報としてWSJは、この攻撃が行われた日に、「米ミサイル駆逐艦USSメイソンはイラン革命防衛隊(IRGC)の船20隻がイランを出港してUAEの領海に侵入してフジャイラ港に向かった事を確認。米軍は、その後IRGC所属の潜水士が同港に停泊中のサウジアラビアやUAEの石油タンカーの船底にマグネット式の機雷を取りつけ、53分後に爆発させた」と報じていた。
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