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はじまった「イラン抵抗戦略」のラウンド２
2019/9/20 グローバルリスク・インテリジェンス
9月14日、サウジアラビア東部アブカイクにある国営石油会社サウジアラムコの世界最大規模の石油施設と首都リヤド東方のクライス油田が、無人機などによる攻撃を受け、サウジの石油生産能力の半分が停止。この石油施設は世界全体の生産量の６％相当を生産していることから、原油価格の高騰を招いた。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が犯行声明を出し、無人機10機で攻撃したと主張したが、米政府はすぐに精密誘導兵器を含めて少なくとも19回に上る大規模な攻撃だったとする情報機関の分析を発表し、攻撃の背後にイランがいると主張した。
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