新着情報

危険水域に突入する米イラン「諜報戦」

2019/12/10 グローバルリスク・インテリジェンス

■ 危険水域に突入する米イラン「諜報戦」

イラクで反政府デモが止まらない。2019年10月に、高い失業率や劣悪な公共サービスに不満を持つ若者らが始めたデモは、瞬く間にイラク各地に波及。拡大するデモ隊と治安部隊との衝突などで12月までに400人以上が死亡した。

イラク国会は12月1日、事態打開のため辞意を表明していたアブドルマハディ首相の辞任を認めるなど、政治的な混乱が続いている。12月6日には首都バグダッドの中心部の広場に集まるデモ隊に何者かが車から発砲。警官2人を含む15名が死亡したと伝えられている。

デモ隊の怒りの矛先は、イラク政治に大きな影響力を持つ隣国イランに向けられ、11月27日には中部ナジャフのイランの総領事館が放火された。この事件後、治安機関がデモ隊に発砲し40名以上の死者が発生。この直後に首相が辞任を表明した。

続きはこちら

旧メールマガジン読者の方へ

海外展開する企業から国際問題に感心を持つ学生の皆さんまで、幅広い読者にご購読いただいている有料メルマガ『国際政治アナリスト菅原出のドキュメ ント・レポート』が、スマホやタブレットでさらに読みやすいアプリ『菅原出 グローバルアナリシス』になりました!

菅原出事務所

Copyright © 2016 Izuru Sugawara. All Rights Reserved