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トランプはコロナとイランのダブル危機に耐えられるか?

2020/3/22 グローバルリスク・インテリジェンス

■ トランプはコロナとイランのダブル危機に耐えられるか?

コロナウイルスの感染拡大と原油安で世界経済の混乱が続く中、イラクにおける米国とイランの代理戦争が再び激化の様相を見せている。

3月11日、イラクの首都バグダッドの北に位置するタジのイラク軍基地に向けて30発のロケット弾が発射され、18発が着弾。同基地にいた米軍兵士2名と英軍兵士1名が死亡、有志連合軍のメンバーを含む10名以上が負傷する事件が発生した 。

トランプ政権は、米軍に対してこのような攻撃を仕掛けるグループは、イランが支援するシーア派民兵組織「カタイブ・ヒズボラ」しかいないとして、同組織の犯行と断定。ちょうど3月11日が米軍に殺害されたソレイマニ司令官の63回目の誕生日にあたっていたこともあり、同組織による〝弔い合戦〟の一環だった可能性が高いと考えたのだろう 。

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© Izuru Sugawara