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今後の中東パワーゲームに影響を与えるムハンマド皇太子の「失敗」

2020/4/20 グローバルリスク・インテリジェンス

■ 今後の中東パワーゲームに影響を与えるムハンマド皇太子の「失敗」

4月17日付けの共同通信は、「サウジ、感染爆発の恐れ 王族に拡大、巡礼に影響も」と題して、イスラム教の聖地を抱えるサウジアラビアで新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がる恐れが出ていることを伝えている。

サウジ保健省は4月17日までに同ウイルスへの感染者が7,142人に上り、4月1日の1,720人から急増していることを伝え、感染者が今後最大で20万人まで増えるとの推計を発表。感染者の広がりは「始まりにすぎない」として危機感を表明した。

同国では、首都リヤドだけでなく、二大聖地であるメッカとメディアでの増加が目立ち、とりわけ両都市にある外国人居住区やスラム街での感染拡大を食い止められていないことから、7月下旬に始まる大巡礼(ハッジ)の中止や規模縮小も取り沙汰されている 。

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© Izuru Sugawara