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先鋭化するコロナ危機以前からの地政学リスク

2020/5/18 グローバルリスク・インテリジェンス

■ 先鋭化するコロナ危機以前からの地政学リスク

安倍総理大臣は14日夜に記者会見し、39の県で緊急事態宣言を解除することを正式に表明。東京など残る8つの都道府県については、今月21日をめどに解除できるかどうか判断する考えを示した。

すでに欧州諸国や米国の一部の州でも外出規制の緩和が始まり、ベトナムのように感染拡大を止めることに成功したとみられる国々では、経済活動や市民生活が正常に戻りつつある。

ワクチンが開発されるまでは、第二波、第三波の感染爆発の可能性が十分残されているものの、世界は新型コロナ感染リスクと共存する新たな道を歩み始めたと考えられる。コロナ後の世界が本格的に稼働する前に、この未曽有のパンデミック危機がグローバルな国際秩序にどのような影響を与え、世界をどう変える可能性があるのかについて整理しておくことは大事であろう。

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© Izuru Sugawara