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イランに猛烈な圧力外交を仕掛けるトランプ政権

2020/8/24 グローバルリスク・インテリジェンス

■ イランに猛烈な圧力外交を仕掛けるトランプ政権

イランがナタンツでの爆発を「破壊工作」と発表

8月23日、イラン原子力庁報道官は、7月にナタンツの核関連施設で起きた爆発・火災は「破壊工作」だったと表明した。ただ破壊工作を誰が実行したかには言及せず、治安当局が「適切な時期に詳細を発表する」とだけ述べた 。

この事件に関しては、7月2日の爆発発生直後からイスラエルによる破壊工作との説が有力視されていたが、7月9日の時点でイラン外務省の報道官は、これがイスラエルによる破壊工作だとするメディア報道を否定。「ナタンツの事件についてコメントするのは時期尚早でありまだ詳細な調査をしている最中だ。たとえ外国勢力の関与があったとしてもしかるべき時に原因について発表する」と慎重な姿勢を維持していた。

このタイミングで原因を明らかにしたのには、何か特別な理由がありそうである。

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© Izuru Sugawara